秋の大作
季節はすっかり冬。10月の半ばから始まった今年の「秋の大作」の制作はもう丸二ヶ月が経ちます。完成間近な子どももいる一方で大半の子が年を越すことになりそうです。毎年「秋の大作」は時間をかけてじっくり取り組みますが、今年は例年にもましてみんなの力の入った作品になりそうで、今から完成が待ち遠しくてなりません。
今年の作品は木の板を切って作るパズル。この課題は過去の夏休みの課題として行ったものと同様で、かれこれ18年振り(!)の復活です。作品例として登場したものは、我が家の息子が小学生のときに作ったもの。まずはそれで散々遊んでから、作品の構想に入りました。パズルの図柄のテーマは自由。こういう場合は子ども達の発想の豊かさが本当に良く出ます。今回もみんなの発想には驚かされました。籠に入った様々な野菜、色とりどりの鳥が舞うもの、水族館と見まがう魚たち…、世界遺産を一画面に納めた壮大な作品まで!本当にみんな一生懸命に作っています。完成ももう間もなく。早く家に持ち帰って遊べるといいねぇ。
…と、実は私はみんなに先んじてパズルで遊んでいるのです。パズルのピースを着色する段階に入ったので、作業終了後、ピースはペンキを乾燥させるためそのままバラバラに置いたままみんなは帰ります。で、乾いた後はひとりアトリエでパズルのはめ込み作業。先生としての役割とはいえ、楽しい作業です。加えてこれが結構難しい!悩みながらも、みんなには悪いけど楽しませてもらってます。ゴメンナサイ!