卒業生の力 <今年一年を振り返って>
この12月にアトリエのホームページをリニューアルした。
年内には間に合わないかと危惧していたが、なんとか滑り込めた。
9月の秋風が吹き始めた頃、アトリエの卒業生のまいこちゃんがひょっこりアトリエに顔をだした。パソコンに詳しい彼女に、もっと簡単にホームページを更新できる方法はないかと訊ねたところ、面倒を見てくれることになった。ついでに全面的に手直ししてくれるということでリニューアルを依頼。この時点では9月末、遅くとも10月にはジャ~ンと新しいホームページが出来上がることになっていたのだが、予定は未定。諸事情により遅くなってしまったが、この度めでたくリニューアルオープンと相成った訳である。
新しいホームページは、「緑の大地に昇る太陽」(アトリエCOMのテーマカラーである赤と緑にはこんな意味があるのです)から始まり、我が家の親子のダックス(名前はポポとキキ)も登場。試作の段階で見せてもらったが、アトリエの雰囲気が余すところ無く表現されていて、何度見ても上手く出来ていると感心させられるばかり。言うこと無しの出来栄えだ。ありがとう、まいこちゃん!!
展示室も、個々の作品が大きい画面でも見ることができるようになった。何よりも一年間アップしていなかった作品群を一挙に載せることができ、ほっとしている。(遅くなってごめんなさい。なお、展示室で過去の作品が抜け落ちているところがありますが、随時アップしていきますのでご了承の程を!!)
このホームページリニューアルでアトリエの一年間は無事に終わったが、振り返ってみると、この一年はアトリエの卒業生たちに支えられた一年だったと言える。
今年の最大の目標はアトリエの30周年記念展の開催だった。無事にその目標を達成できた今つくづく思うことは、あれだけのことは、私ひとりでは到底成しえなかったということ。作品搬入搬出、展示、受付、写真撮影等々の裏方の仕事をはじめ、どれだけの卒業生たちのお陰で記念展は出来たのだろう。心からみんなに感謝したい。
なかでも、記念誌を作ることを提案・実行してくれたはるかちゃんには感謝してもしきれない思いがある。会場で記念誌を手にした子どもたちの笑顔もさることながら、記念展後友人知人に送ったところ、想像以上の反響があり、作ってよかった、作ってもらってよかったと何度思ったことか。感謝なんていう言葉では足りないほどの思いをもっている。その記念誌に寄稿してくれた卒業生たちにも同様の思いを重ねている。
まいこちゃん、はるかちゃんをはじめ事あるごとに何かと力になってくれている卒業生たち。今までも、忘年度会に参加してくれたり、夏休みの工作教室の助手をやってくれたり、私の作品展の手伝いをしてくれたりと、いろいろ力になってもらっているが、今回の記念展では卒業生の力の大きさ、可能性を再認識させてもらった。頼もしい限りの卒業生たちを思い、有難いとしみじみ思う昨今である。
今年は大きな大きな収穫のあった良い一年でした。大勢のみなさまに感謝いたします。