師走も半ばになり気忙しく感じる今日この頃ですが、その後いかがお過ごしでしょうか?
先日は「丸山陽子とアトリエCOMの作家たち展」にお出かけくださり、ありがとうございました。
おかげさまで、お天気にも恵まれ銀杏並木の黄葉をたのしみながら、大勢の方とともに愉しく充実した時を過ごすことができました。加えて、アトリエの卒業生たちの作品にも興味を示していただき、大変ありがたく感謝しております。
お忙しい中、また遠いところ足をお運びくださったお一人お一人に、心より御礼申し上げます。
時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
日々是陽陽 2010年
お礼状
丸山陽子とアトリエCOMの作家たち展のお知らせ
作品展のお知らせです!
11月21日から28日まで、
場所は前回(2年前)と同様、南青山 銀杏並木向いのICHYS GALLERYです。
ICHYS GALLERY
〒107-0062 港区南青山2-11-14イチーズビル3F
03-3401-2247
COM卒業生が参加するようになって今回で3回目、
最初は6人だった参加人数も今年は11人に増えました!!
そして前回までは「アトリエの仲間たち」だった私たちも今年からは「アトリエCOMの作家たち」として参加させていただきます。
今までは先生の作品展にお楽しみ参加させていただく、という感覚だった気がしますが、今年からは違います。より本格的です。
開催まで2週間を切りました。参加者全員、ラストスパートに入っているはずです。
(どんなに前もって計画を立てたとしても、ぎりぎりまで作品が完成しない、というのは作品展のストレス楽しみのひとつであったりもします。)
平面、立体、内容も多種多様な作品が揃う予定です。
お楽しみに!!
まいこ
リレ-選手
世田谷区の小学校は今、運動会準備の真っ最中。
体育の時間は運動会の練習に次ぐ練習、その上気温も上がってきている今日この頃は、どの子も少々お疲れ気味だ。
でも、どんなに疲れていようがやっぱり運動会は、子ども達にとって一大イベントであることは今も昔もかわらない。
学校は違っても、赤組は赤組同士、白組は白組同士、なんとなく親近感を持つものらしく、箱づくりをしながら話がはずんでいたりしている。
いつも元気で自信満々のH君はリレ-の選手。
でも、今日はいつもと様子が違う。
下を向きっぱなしで声もくぐもっている。
「泣いていたの?」と声をかけると素直にうなずいた。
どうやらリレ-の練習中に先輩から、彼のスタ-トが遅いから負けたと責められたらしい。
彼はスタ-タ-だったのだ。
まわりに推されてスタ-タ-になったのに、そんなに言うのなら先輩が自分でやればいいんだよと憤懣やるかたなしといった様子で、とうとう最後には、明日学校に行ったら先生に選手を降りると言う、といきり立っていた。
それを黙って聞いていた同じ学校のR君、
「選手になりたくたってなれない人もいるんだよ。降りるなんて言わないで、がんばれよ」と一言。
それからしばらくは黙々とそれぞれ箱づくりの作業をしていたが、どの子もH君の次の言葉に神経を尖らせているのが手に取るように伝わってきていた。
アトリエ終了までそのままの状態が続くのかと思っていた矢先、「やっぱり、おれ、やるよ」というH君の声が…。ほっとした空気が一気にアトリエ中に流れた。
そうだよ、R君のいうとおり、選手になりたくたってなれない人もいるんだもの。
誇りをもって、だれに何を言われようと自分を信じて、がんばれH君!!
運動会まで後3日。
忘年度会
今日の忘年度会は、おめでたい話題満載。
めでたく高校生になるMさんとNさん。
めでたく大学生になるS君とT君。
めでた く小学生になる卒業生の子どものY君。
めでたく大学を卒業したRさん。
めでたく2月に女児を出産した卒業生Iさん。
めでたく明日結婚式を迎える卒業生Mさんに、5月に結婚式を挙げる卒業生Yさん。
みんな、みんな、おめでとう!!
笑顔全開
すっかりくつろいでいますが、親子ではありません
忙しい中を駆けつけてくれたYさん。アトリエ滞在5分でした。ありがとう。
大爆笑寸前
大爆笑―その1
大爆笑―その2
いつもアトリエを支えてくれる卒業生には、
いくら感謝してもしたりない思いがします。
いつまでも、みんなで大笑いできる仲間でいてください。
ありがとうMさん、Yさん、R君、Rさん、T君。これからもよろしく!!
みなさんのこの一年のご活躍を心より願っています。
皆勤賞・精勤賞
このお知らせが壁に貼られると、今年度も終わり近しの感が深くなる。
四月から一年間無欠席の子が皆勤賞、一回だけ欠席の子が精勤賞とな り、それぞれに額が贈られることになっている。
どの子も勉強や他の習い事に忙しい日々を送っている中、はたまた大嵐や雪の中、はたまたイ ンフルエンザの流行期の中、休まずにアトリエにきてくれる子がいることに、私はいつもいたく感動し感謝している。その気持ちを形にしたのが皆勤賞・精勤賞 という訳だ。
今年も二月末にこのお知らせを書いたのだが、皆勤賞の欄にA君の名前を書こうとしておや?と思った。
彼は中 学受験を考えている5年生。5年生にもなると学校と塾の勉強に多くの時間がとられ、アトリエを休みがちになる子が普通なので、おや?と思ったのだった。
遅 刻は少々あったものの彼の出欠に間違いがないことを確認してうれしくなった。
この発表当日、彼に声をかけた。「休まずよく来てくれたね ―」と。
すると彼は「アトリエがあるから塾もがんばれる。塾だけだったら頭がへんになっちゃう」と。
彼の賢さにふれ「ありがとう、私もが んばる」と心でつぶやくのが精一杯だった。
ところで、このお知らせはあくまで皆勤賞候補・精勤賞候補である。
今 学期のアトリエはあと2回。どうか休まず来て欲しい。
そして、みんなの拍手の中、皆勤賞・精勤賞を受け取って欲しい。
新年おめでとうございます
暮にいただいた「みちのく初桜」が、元日にほつっと一輪咲き、日ごとにその数を増し、人 日の今日このように満開となりました。
外の寒さとは裏腹に、一足早い本当の春が来てしまったようで、淡い桜色が新春の光にかがやくさま は、いつまでも見ていたいと思うほどです。
が、いつまでもお正月気分ではいられません。というのも、今年はアトリエの卒業生たちとの作 品展を催す年なのですから。
今までの仕事のペ-スを上げるためにも自分自身を追い込むためにも、今日、会場の予約(11月21日から28 日)をいれました。
こうしてしまえば、覚悟ができるというもの。これから11ヶ月間、皆様にお会いできる日を楽しみに、ただひたすら制作 に励むことにいたします。
明日から、アトリエも始まります。
子ども達の元気な声をエネルギ-として、今年もがんばります。
皆 様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。